坂本社長 エルピーダの社長

http://www.elpida.com/ja/news/2002/11-01a.html

2002年 > 坂本社長 就任挨拶

坂本社長 就任挨拶

この度エルピーダの社長に就任しました坂本です。
UMCJ在職中には皆様に大変お世話になり、ありがとうございました。また、本日は御多忙中、会見にお集まり頂き誠にありがとうございます。今回縁がありまして、エルピーダにお世話になることになりました。

この不況時に、なお且つDRAMへと思われる方がいらっしゃると思いますが、逆に言えば「だから」なのです。
 私自身海外の会社にいた時期が長いもので、個々のエリアでの日本の強さを良く理解しております。特にDRAMのように継続性のある製品群はその強さを感じます。しかしながら、DRAMについては、その強さを生かす組織や仕事の形態になっておらず、自らが自らの手で弱くしていった感があります。特に問題は、全てのエリアが有機的につながっていないことだと思います。マイクロン社やサムソン社のように、組織や仕事の形態がシンプルになっておらず、スピード経営が要求される半導体産業では勝ち残って行く事は難しいと思います。私が経営を任されることにより、即断即決を行い、スピード経営を行なってまいります。

3年以内の目標は:

【戦略】
利益を継続的に出しつつ、世界のトップ3以内に入る。

【戦術】

出来るだけ早い時期に株式上場をし、本来的な意味で直接金融によって投資金額等を賄う。
エルピーダが進出する分野では50%以上の製品で世界ナンバーワンのシェアを取る。
ファウンドリーと社内生産の比率を50%対50%にもって行き、当面想定されるキャパシティ不足や資金不足に対応する。
日本市場、特に携帯やコンシューマー製品のカバレージを増す。
利益が出たら従業員に対してはストックオプション、スペシャルボーナス等を支払い、その労苦に報いる。
早い時期にクリエート、メイク、マーケットの一体化した形に持って行く。
組織については、出身母体、学歴、年齢、男女差等を加味せずに行う。

等々の考え方でエルピーダの事業を出来るだけ早い時期に健全な姿に持って行き、日本における半導体生き残りの一つのモデルとしたいと思います。

以上

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